記号の設置・編集

記号の設置

息継ぎ記号(尺八・篠笛のみ)

尺八や篠笛では、息継ぎ記号を短い線や「V」記号で表します。

@「息継ぎ記号」を選びます。


A設置したい場所をクリックします。
赤線の位置に設置されます。


息継ぎ記号の設置ができました。

繰り返し記号

和楽器の楽譜では、繰り返し記号は西洋の楽譜と同じものを使います。
沖縄三線のみ矢印を用いて表現します。
繰り返し記号は、全てのトラック(譜面)共通となります。

@「繰り返し記号」を選びます。


A始点をクリックします。


B始点が青色で表示されます。
終点をクリックします。
終点が表示範囲のもっと後にある場合は、「次頁→」ボタン等を押して
その場所まで移動してから終点をクリックします。


C繰り返す回数を入力して、完了ボタンを押します。


繰り返し記号の設置ができました。

テンポ(演奏速度)

テンポも、全てのトラック共通となります。

和楽一筋には、二種類のテンポがあります。
一つ目は「通常テンポ」です。
これは普通のテンポで、指定した速度で再生されます。

二つ目は「民謡テンポ」です。和楽一筋独自の機能です。
民謡には、「楽譜上は4分の3拍子だけど、実際に演奏する際は前の1拍と後ろの2拍でリズムが異なる」
というような曲があります。
三味線のバチの動かし方に起因するものです。津軽民謡では、特にこの傾向が強いと思われます。
もし通常のテンポのままだと、リズムが単調になってしまい、民謡らしさを表現できません。
その場合にこの民謡テンポを用います。

通常テンポ

@「テンポ」を選びます。


A設置したい場所をクリックします。
既にテンポが設置されている場所は選べません。


Bテンポを入力して、完了ボタンを押してください。


設置ができました。

民謡テンポ

@「テンポ」を選びます。


A設置したい場所をクリックします。
既にテンポが設置されている場所は選べません。


Bテンポの種類で「民謡」を選びます。


C前半と後半のテンポを、それぞれ設定します。

一つの小節が何分の何拍子になるかを設定します。
(ここで設定した拍子を一小節として、以後この二つのテンポが小節毎に繰り返されます。)

小節内でテンポが変わる位置をクリックします。
ここに表示されている白い部分は、一小節を表しています。
背景の薄い線は、8分音符1個分の間隔で引かれています。位置を決める目安としてお使いください。
例えば、一小節が4分の4拍子で、前半の4分音符一つ分の範囲のテンポを80とし、
後半の4分音符三つ分の範囲のテンポを120とする場合は、この画像の様になります。

入力できたら、完了ボタンを押してください。


設置ができました。
再生すると、この二つのテンポが小節毎に繰り返されます。
訂正・削除する場合は、一番最初の小節の上部に黒色で表示されている
テンポをクリックすれば可能です。

拍子

拍子も、全てのトラック共通となります。

@「拍子」を選びます。


A設置したい場所をクリックします。
既に拍子が設置されている場所は選べません。


B拍子を入力して、完了ボタンを押してください。


設置ができました。

タイ記号

タイ記号は、複数の音をなめらかに演奏する音楽記号です。
西洋音楽の記号ですが、和楽器でも同様に使われています。
和楽一筋でも、このタイ記号を使うことができます。


@タイ記号でつなぐ最初の音符をクリックします。
青い枠で囲まれ、選択状態になります。


Aタイ記号でつなぐ二つ目の音符を、キーボードのctrlキーを押しながら
クリックします。
二つの音符がそれぞれ青い枠で囲まれ、選択状態になります。


Bウィンドウ上部の「タイ記号」ボタンを押します。


設置ができました。
削除も、音符と同様の方法で可能です。

タイ記号によく似た記号に、スラー記号があります。
和楽一筋ではこれらを区別せず、まとめてタイ記号としています。

記号の訂正

テンポや拍子は、値の訂正ができます。

訂正したい項目へカーソルを持っていってください。
文字が赤くなります。
それをクリックすると訂正できます。

記号の切り取り・コピー・貼付・削除

息継ぎ記号・繰り返し記号・テンポ・拍子・タイ記号は、
切り取りやコピーができません。
削除のみできます。


繰り返し記号の削除は、繰り返しの始点をクリックし、
ウィンドウ上部の「削除」ボタンを押します。


テンポ・拍子の削除は、削除したいものをクリックし、
出てきたウィンドウの「削除」ボタンを押します。

息継ぎ記号・タイ記号は、音符や休符の場合と同じです。


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