和楽器用楽譜作成・変換ソフト和楽一筋で作成できる和楽器の楽譜について解説します。
このページに掲載している楽譜は、和楽一筋で作成しました。
鳴物(長唄手附)
「鳴物」という言葉にはいろいろな意味がありますが、歌舞伎の長唄では三味線以外の楽器(笛・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓(たいこ))によるお囃子を指します。
演奏方法を記した楽譜は、手附(てつけ)と呼ばれます。
記譜法
流派や演奏者によって様々な記法がありますが、和楽一筋では
- 譜面を上下二段に分け、上側に覚え書き、下側に具体的な音符を縦書きで表記
- 大鼓(黒)、小鼓(赤)、太鼓(緑)を3色で並べる
- 歌詞や三味線、笛の唱歌も付けて、音の関連を示す
という特徴のある記譜法(長唄手附)を実装しています。
譜面は、楽器別に「打音」と「掛声」を並べて表記します。
また、音符の関連を表すため、音符と音符を線で繋いで表現します。